新型SPECTROMAXx- SPECTROのベストセラー機がより経済的に、フレキシブルになりました
CCDテクノロジーの据置型金属分析装置の第5世代
アルゴンガスの消費を大幅に軽減させ、自己診断機能、小径試料分析機能を充実させています
SPECTROは新型の金属分析装置SPECTROMAXxをCONTROLトレードショー(5月5~8日、ドイツ、シュツッツガルト)で発表しました。
ここ数年SPECTROのCCDベースの金属分析装置は大きな成功を収めており、2005年以来約3500台が出荷されています。従来型から大きな進化を遂げた本機は、特にアルゴンガス使用量の削減と、小型試料の分析のためのアダプター開発に注力されました。
SPECTROMAXxは世界標準の金属分析装置となることを念頭において作られており、同社のマーケティング担当のTom Milnerによると「このような最高性能を持つ機種においても、第5世代になると経済的でフレキシブルでユーザーフレンドリーであることが求められるため、我々はハードルを上げました」。
新型のアルゴンガスセービングモジュール
今回の改良によって、装置を使用していない時のアルゴンガスの使用をゼロにすることができました。プロダクトマネージャーのKay Toedterによると「作業終了時にスパークジェネレーターをオフにすると、アルゴンガスのフラッシュがゼロになります。オペレーターは翌朝装置を使い始める時間をセットしておけば、システムは自動的にスタートアップして適切にアルゴンの供給を開始し、セットしておいた時間に使用を開始できます」。長時間装置を使用しない週末や休暇時には装置は完全に停止され、更にアルゴンガスをセーブできます。
小型試料の分析
SPECTROMAXxでは小型試料の分析にも改良が見られており、鉄やアルミ、銅等のマトリクスのネジやピン、ワイヤー、シート等も分析可能になっています。小型試料の分析においても全ての標準的なメソッドパッケージが使用でき、同時に小型試料用のアダプターも付属しています。このアダプターに小型試料がしっかりと取り付けられ、小型試料分析のスループット向上の効果ももたらしています。
新型自己診断システム
SPECTROMAXxは総合的な自己診断機能を持ち、オペレーターやサービスマンに対し、装置のメンテナンスの面からの情報を与えることができるようになり、サービスコールを受けた後の早期復帰にも寄与します。
また、装置内部の部品もメンテナンスの立場から見直され、フィルターの交換やフィルターカートリッジの交換の際に障害となる部品を取り外す必要はなく、UVレンズは装置の外側からクリーニングや交換ができます。
このようなハードウェアの変更とだけでなく、SPECTROMAXxではSPECTROLABシステムと同じスパークアナライザービジョンソフトウェアが使用できます。

